人前で話すコツ
誰しもが人前で話すときに緊張して上手く話すことが出来なかった経験を持っていると思います。今日は人前で話すときに意識すべきコツ３つをお伝えしたいと思います。
結論としては以下の３つのことです。
１．自信があるかのように演じて話をする。
２．複数回、練習を繰り返しておく。
３．伝えるべきことを絞って話をする。
１．話すときのコツ① 自信があるかのように演じて話をする。
２．話すときのコツ② 複数回、練習を繰り返しておく。
３．話すときのコツ③ 伝えるべきことを絞って話をする。
【１．自信があるかのように演じて話をする。】
私はこれが一番大切ではないかと思っております。
私、タヌ先生は現在、話すことを仕事にして7年が経ちました。
最近では話が上手いと言っていただけることも多いのですが、そんなタヌ先生は振り返れば、10数年前の中高生の時代には全くもっての口下手でした。
休み時間には誰とも話さず、電子辞書や携帯電話をいじっている高校球児でした。（笑）あ…友達は少なくはなかったですけどね…
そんなタヌ先生が人前で話をすることに対する抵抗感がなくなってきたのは、大学1年生の秋ごろだったと記憶しています。
某予備校でアルバイトをしていましたが、その予備校ではHRという時間があり、10分間程度、大学受験を目指す高校生に対して、会社の理念・大学受験に関係するようなコラムを作成し、話をするという経験をさせていただきました。詳細は次の項目でお話させていただきます。
毎週1回以上はそのHRで高校生30～50人前でプレゼンをする経験をしているうちにある感情をタヌ先生は抱くのでした。
それは、「あれ？自分が話していることって自分しか正解を知らないのだから多少ミスっても自信ある風に話しているだけ全く問題なくない？」
今、思うとなかなか都度の良い考え方ですが、この段階に至って以降、人前で話すことに対する対抗感が消滅しました。
その理由を改めて考えると人前で話すことに対して完璧を求めすぎていて、楽しくなかったのだろうと思います。完璧ではなく、最善を尽くすことで、肩の荷を下ろして話をすることが出来たのか、成功要因だと思います。
また聞き手を不安にさせない程度に自信をもって話をすることが出来れば、内容は置いておいても”伝えたいという熱意”が伝わることで人前で話をすることが上手くいくようになりました。
上手く伝えようと思う必要をありません。まず第一歩として、自信をもって話していますという姿勢を伝えることを考えましょう。
【２．複数回、練習を繰り返しておく。】
練習をしましょう…
当たり前すぎて、唖然とされているのが目に浮かびますが、確実に言えることが話をする機会とそれに対する改善を行っていれば、確実に話は上手くなります。
まず話す内容の全体像を把握して話をすることが非常に大切です。
先ほどのエピソードトークの続きですが、
タヌ先生は会社の理念・大学受験に関係するようなコラムを作成の担当者を大学1年生の6月ごろから約2年間に渡り、やらせて頂きました。
毎週月曜の昼までには、コラムを作成して社員に提出することが求められていました。大学の授業の合間に作成したものを毎週送ることが日常化していました。
〇ラック企業だったのかもしれない…
それはさておき、コラムを作成している間に、話をすることを常にイメージして作成していました。
つまり、タヌ先生は、人前で話をする前にすでに複数回にわたって自分の中でプレゼンをしていたのです。当時は意識していませんでしたが…
全体の構成が分かっているから次は何を話すのか、落ち着いてストーリー通りに話をすることが出来るようになりました。この力・技術は今でも仕事に活きています。
是非、皆さんも話すことを意識した資料作りに取り組んでみてください。
【３．伝えるべきことを絞って話をする。】
最終的には何が言いたいの？何が伝えたかったの？
このように言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
仕事で話をするときに、一番嫌われるのが話が長くて、要領を得ないというパターンです。これを改善するための、最も簡単な方法を最初に結論を伝えてしまうことです。
その結果として聞き手は、「〇〇について話すのね」という認識ができるため、理解が深まります。また話し手も結論さえ伝えてしまえば、話の8割程度を終了しているといっても過言ではありません。
私のように話すことを仕事にしているとその他にも色々な仕掛けを行って、聞き手の集中を高めるなどのことを考えますが、これを読んで下さっている皆様は、話すことが苦手な方や課題を感じている方だと思います。
まずは端的に結論を話して、補足する形で理由を述べて見てください。
これだけで、話すことが難しいとは、感じなくなると思います。
【結論】
１．自信があるかのように演じて話をする。
２．複数回、練習を繰り返しておく。
３．伝えるべきことを絞って話をする。
これら３つを意識して、皆さんの話すことに対するヒントとなれば嬉しいです。
ではまた！
